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実習を受け入れることになって、まず何を伝えたらいいか考えている人へ。『介護実習指導者テキスト 改訂2版』は、題名に「実習」とありますが、中心となる読者は実習を指導する社会福祉施設などの担当者です。
学生が実習日誌を書くための入門書なのか、指導する側が学ぶ教材なのか。ここを分けてから、本を選ぼう。
介助の手順を知ることと、実習で教える順序を考えること
全国社会福祉協議会の刊行案内では、指導に必要な専門知識とともに、介護実習指導の理論や目的、具体的な指導方法を扱う本と説明されています。
普段の業務を知っていても、それを学生にどう伝えるかでは、別の問いが出てきますね。
たとえば、見学の前に何を説明するか。学生に何を見てほしいのか。終わったあと、どんな点を一緒に振り返るか。読む前に、そんな問いを一つ選んでおく方法です。
全部を一度に説明する予定を立てる前に、今度の実習で自分が受け持つ場面を一つ書いてみよう。教材を開いたとき、探したいことがはっきりします。
「改訂2版」とISBNを合わせて確認する
国立国会図書館の書誌では、日本介護福祉士会編、全国社会福祉協議会刊、2020年5月の改訂2版です。書籍を識別するISBNは9784793513459。今回確認した楽天掲載も、この版でした。
刊行案内は、2019年度から順次導入された養成課程のカリキュラムを踏まえ、内容を組み直したと説明しています。2020年刊という時点を残し、今の実習先の運用が全部この本だけで決まるとは考えないようにね。
講習会で使うなら、買う前に指定教材を見よう
講習会のために探している場合は、主催者が示す書名・版・購入方法を先に確認してください。本を買うことと、講習会への申し込みや修了は、それぞれ別の手続きです。
職場の実習指導を学び直したい場合も、すでに共用の本があるか、養成校との打ち合わせ資料があるかを確かめるところから。借りて一つの疑問を調べ、それから自分用を持つか考える順番でもいいんです。
今度教える場面と、そこで何を伝えるか。まずこの二つを一行ずつ。自分が困っているところを持って、指導する側の教材へ進んでみよう。
出典:全国社会福祉協議会2020年6月レポート・19ページ、国立国会図書館の書誌、全国官報販売協同組合。2026年10月21日確認。